どんな世界にも職人がいる
日本のすごいところは、その道の職人がどの分野にもいることだと思います。
たまにTVなんかで、町工場の職人さんがピックアップされてたりしますが、
まさにこの職人さんたちのお陰で良いものが世に出されています。
皆様の身近なキッチン用品だと、刃物とか食器とか茶筒とか色々ありますね。
実はその中に一つ、お鍋があります。
我が家は職人さんの作ったお鍋で料理してます。
これがすごく良かったので、ご紹介します。
我が家のお鍋はミヤコのお鍋
我が家で使っているのはミヤコのお鍋です。
ミヤコとは、宮崎製作所さんが作っているキッチン用のお鍋です。
宮崎製作所さんは新潟県燕市にあるハウスウェアのメーカーさんで、元はプレス加工を祖業にしてたみたいです。
我が家ではこの十得鍋を愛用してます。
このミヤコの鍋のこだわりはHPに色々書かれてますので、こちらを見てみてください。
・宮崎製作所 十得鍋
ミヤコのお鍋のメリット・デメリット
我が家でこのお鍋を使ってみて感じたことをメリット・デメリットでまとめます。
メリット① 汚れが落ちやすい
汚れが落ちやすい鍋って、テフロン加工がされてるものが多いかと思います。
でも、このお鍋はなんとテフロン加工なしでも汚れが落ちやすいです。
その理由は全面研磨されてまして、ツルツルです。
しかもつなぎ目がないので、洗いやすいです。
焦げたりしても、水につけておけば剥がれやすくて落ちやすいです。
どうしても落ちが悪いときは、メラニンスポンジを使うことで綺麗にできます。
テフロン加工って、メラニンスポンジが使えなかったり、お玉とかで擦っちゃうと傷が入っって、剥がれやすかったりするのですが、この鍋はその心配がありません。
実家の母親が火の消し忘れで盛大に焦げ付かせた際も、水につけて数時間放置させたら、ほぼ汚れが落ちたと言ってましたので、その汚れの落ちやすさは実証できてます。
メリット② 保温性の高さ
この鍋はステンレスの二層構造でして、非常に保温性がいいです。
そのため煮物やカレーなんかでも、一旦煮立ったら極弱火でも蓋を締めておけば美味しく煮込めてしまいます。
なんなら蓋をしたまんまでも、そこそこの熱でじっくり味がしみわたる料理ができるので、ガス代の節約にもなります。
メリット③ 収納性
この十得鍋はハンドルが取れるので、重ねて保管ができます。
これが地味に便利で、賃貸の小さなキッチンなんかでもシンク下に重ねて収納することで、鍋一個分のスペースに収まってくれます。
蓋とハンドルを共通で使えるのもいいところ。
メリット④ 耐久性
ステンレス製のしっかりした鍋ですので、多少ぶつけたりしても凹んだりしません。
またテフロン加工をしてないので、コート材が剥がれによって寿命が来ることはありません。
テフロン加工したお鍋とかって、大体コーティングが剥がれて買い替える羽目になるので、
そういう意味ではこのお鍋の寿命は非常に長いと言えるでしょう。
ちなみに私の実家でもこの鍋を使ってるのですが、かれこれ25年位使い続けているそうです。耐久性は抜群です。
デメリット① ちょっと重い
ステンレス二層構造かつ質実剛健な作りですので、普通のお鍋よりは重たいです。
ただ、基本は煮物などコンロの上で鎮座している料理でしょうから、フライパンみたいに振らないのであれば、あまりデメリットにはならないかと思います。
デメリット② 温まりが遅い
アルミの鍋なんかと比べると、沸騰にかかる時間は長いです。
これは保温性のとトレードオフなので仕方がありません。
土鍋と同じで、熱しにくく、冷めにくい性質です。
デメリット③ ハンドルがちょっと弱そう
ミヤコ鍋の唯一の明確な弱点だと思います。
この取り外しハンドルがちょっと弱そうなんですね。
結構重い大鍋での料理だと若干たわんでるような気がします。
実家のハンドルは2回位交換しているみたいです。
どうやらロック部が故障するみたいです。
ただ、アフターパーツがちゃんとあるので、ハンドルだけ買えば問題はないですが、
鍋の良さが際立ちすぎて、この点がちょっと気になってしまいますね。
まとめ
値は少ししますが、非常にいいお鍋で、長く使える一品だと思います。
ミヤコのHPよりも楽天やアマゾンで買ったほうが安く買えそうです。
いいお鍋で美味しい料理を作りませんか?